前立腺に関連するトラブルはいつくかありますが、
中でも、鍼灸と関わりが深いのは、前立腺炎です。
とくには、細菌感染が確認されない非細菌性の慢性の前立腺炎です。
大体、前立腺に関するトラブルは現れる症状が似ており、
病院で検査した際、
その中から、検査で特徴的なものが見つかれば、
その治療を行いますが、
そうでない場合は、慢性の前立腺と診断をうけます。
すなわち、消去法的につけられる病名ですので、
明確な薬物などもなく、様子を見ながら長期的なスタンスの治療法となります。
症状的には、
尿の出が悪い
頻尿
残尿感
排尿時のつらさ
陰部周辺がつらい
足の付け根がつらい
などです。
鍼灸(東洋医学的)には、骨盤内とくには、
前立腺を支配している
血液や神経が
十分にいきわたらないために、
トラブルが起きていると考えています。
そのポイントへ
鍼で刺激を与えることにより、
よりスムーズに血液などが循環するように試みます。
(注)
よく前立腺だから陰部に打ちそうな
イメージを抱く方もおられますが、
陰部に直接打つことはありません。
腰や足、腕などが刺すポイントとなります。
ドクターなどが伝える日常生活の注意点でも、
長時間の座る姿勢をしない(デスクワーク、運転など)や
お風呂で温めることなどをあげられる方がおられます。
これも、同じ姿勢を続けることや冷やすことは、
血液などの循環を妨げることになるからです。
故に、
血液や神経の循環を鍼灸で
積極的に整えていくことが大切なのです。
なかなか症状が変わらない方、
先行きがわからず不安な方、
少しでも楽になりたい方は是非お越しください。
基本は、一般はり(5000円)扱いとなります。
症状などにより、一般はり(5000円)+灸頭鍼(800円)を行う場合があります。
※
灸頭鍼とは、「きゅうとうしん」と読み、
刺している鍼に、
もぐさを乗せて燃焼さす(お灸をする)療法で、
鍼を刺しながら同時に温熱も与えるハイブリッドな施術です。
完全予約制ですので遠方の方でも大丈夫です。
お悩みの方は、今すぐご予約を。