まずは、顔面神経麻痺について説明します。
文字通り、顔面神経という神経が、麻痺することです。
パターンがいくつかあります。
顔面神経麻痺を大きく分類すると、
■ 中枢性 (脳の疾患)
■ 末梢性
に分類されますが、中枢性は、全体の1%にも満たず、
麻痺の仕方も末梢性とは異なりますので
見わけもつけやすく、病院で完結している場合が多いです。
問題は、末梢性です。
末梢性もまた、いくつかに分類されます。
大別すると、
明確な原因があるものと、ないもの。
原因があるものの中で一番多いのが、
ウイルスが原因で起こるハント症候群(ラムゼイハント症候群)と
呼ばれるもの。
そして、顔面神経麻痺を起こす、多いパターンが
原因不明のものです。
それを、ベル麻痺と呼んでいます。
全体の半分以上を占めております。
この全体の半数以上を占めているベル麻痺に鍼灸が役立ちます。
ちなみに、
原因不明とありますが、これはあくまでも
西洋医学的(病院的)な話で、
われわれ東洋医学(鍼灸的)においては、
原因はあります。
【体質+風です】
風には、冷たい風を
浴びすぎたり、浴び続けたり、
はたまた、季節外れの風などでも
顔面神経麻痺になったりします。
ですから、暖かい風とか、生ぬるい風とかでも
なります。
では、風を浴びた人が全員、顔面神経麻痺なるのか??
答えは、もちろん、「NO」です。
ここでも重要なのが体質です。
風に悪影響を受けやすい体質というのがあります。
この2つが絶妙に組み合わさったとき、顔面神経麻痺を誘発します。
ですから、
鍼灸では、この部分が改善ポイントとなります。
この疾患も他の疾患と同様、
鍼灸施術においては、
回復にむけての道筋が、しっかりとあります。
回復のための、ノウハウがあります。
1日でも早く、鍼灸施術をされることをオススメします。
理由は、
神経麻痺は、発症から時間が経つほどに
回復までの道のりが険しくなるからです。
最後になりましたが、
顔面神経麻痺の特徴を書いておきます。
もし、これらの症状が複数個あれば、
顔面神経麻痺が疑われますので
すぐにお越しください。
■ 顔の半分がゆがむ(ひっぱられる)
■ 口が閉じれず、飲み物などがこぼれる
■ 口がとがらせれない(口笛ふけない)
■ 目が閉じれない
■ 聴覚が過敏になり、音が響くような感じがする
■ 味覚障害が起こる
などです。
もし、これらの異変を感じたら、
または、すでにこの症状でお悩みの方
すぐにご連絡下さい。
顔面神経麻痺は、急になることが多いです。
日曜も営業しております。
完全予約制ですので遠方の方でも大丈夫です。
門真市・守口市・寝屋川市など、京阪沿線近隣市はもちろん、
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料金は、「一般はり」扱いとなりますので、5000円です。
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